感情の波 その2

 

 

 

こんにちは、石原です。

以前投稿したブログの続きです。

 

買い物をしたくなることがきっかけで、感情が上がったり下がったりすることをお伝えしましたが、

これには続きがあります。

その続きとは、

 

「なぜ買い物がしたくなるのか」

 

ということです。

 

この方は主婦です。

 

子供が言うことを聞かない。

夫が何もしてくれない。

 

1回目、2回目は我慢をする。

自分だけが我慢をして何も言わない。

3回目くらいになると、蓄積された怒りや不満が溢れ、

子供や夫にぶつけるのではなく、高い感情のまま買い物に出かけ、

好きなものを好きなだけ購入し、すっきりする。

 

買い物がしたくなって感情が高ぶるのではなく、

我慢しているものが溢れ出し、元の問題を解決する行為を、

買い物をするという行為にすり替えているのです。

本人はそれですっきりしているので、持っていた怒りや不満を相手に伝えることなく終わっています。

元の問題は忘れているわけではなく、蓋をしているだけなので、

今度は少しの怒りや不満で同じことを繰り返してしまいます。

 

少しずつ、自分の思っていることを伝えられるように練習をし、

本当に少しずつですが、前に進むことができました。

 

皆さんも、感情が揺れ動くきっかけに気付いた時、

その前にある思いや心の動きを思い出してみてください。

マイナスの感情もあり、プラスの感情もあり。

見方を変えると、景色が変わると言いますが、

見る場所によっても景色は変わってくると思います。

 

 

 

 

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