２つの意味

2021年09月25日

こんにちは。石原です。

２つの意味がある言葉が日本にはいくつかあります。

調子がいい。

ひとつは物理的に調子がいいこと。
例えばアスリートが体調面もメンタル面も万全の状態でいることなど。
ふたつめはその場に合わせて適当なことを言ったり、自分の都合のいいよう言動をすること。

いい加減。

ひとつはさじ加減や湯加減など、ちょうど良い加減具合のことを示す言葉。
ふたつめは適当でおおざっぱ。

どちらも同じ言葉ですが、意味が違います。
前後の文章や話す表情、ニュアンスなどを汲み取ってどちらの意味かを判断している。

２つの意味がある言葉は、調べると結構あります。
改めて日本人ってすごいと思いました。
察するという言葉がこんなにも似合う人種は、中々いない気がします。

そんな中でも言葉や文章をそのまま受け取ってしまう人がいて、言葉選びを間違うと激怒されてしまう場合もあります。
言葉を選ぶというのも日本語ならでは。

海外の人からすると難しい日本語。
でもとても素敵な言語だと私は思います。
スラスラと日本語を話している海外の方を見ると、嬉しくなるのは私だけでしょうか。

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