嫉妬の構造

2019年11月02日

みなさんは、嫉妬には２種類あることを知っていますか？

プラスの嫉妬「ジェラシー」と、マイナスの嫉妬「エンヴィー」

ネガティブなイメージが強い「嫉妬」という言葉ですが、向かう方向によって意味合いが変わってきます

分かりやすく恋愛感情で例えると、

好きな人が誰かに取られてしまうかもしれないという強い不安

この不安からくる嫉妬はプラスの嫉妬「ジェラシー」で、自分自身に向けられています

この場合、誰かに取られないようにとか、自分から気持ちが離れないように、などの努力につながります

一方、自分の好きな人にアプローチをしてきたり、恋愛感情はないけど仲が良かったりする人に対して、足を引っ張るような行動をしたり、攻撃したりする

この他人に向かう嫉妬がマイナスの嫉妬「エンヴィー」です

ジェラシーは自分が成長するきっかけになるものですが、エンヴィーは現状維持、もしくは後退してしまうものです

人は、周りの足を引っ張ったり、蹴落としたりすると自分自身が成長した気分になってしまいます

でも実際は成長なんかしていません

成功体験として自分の記憶に残ってしまうことで繰返してしまい、逆に周りから関わりを持たれなくなります

同じ「嫉妬」という言葉でも、向かう方向によってこんなにも差が出てしまう

もったいないですよね

感情的になってしまうことは仕方のないことですが、この感情はどこに向かっているのかを考え、自分にどう返ってくるのか考えると、どうすればいいのか見えてくるかもしれませんね

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