犬のペットロスの克服〜後悔の念〜

私は、6歳の時から両親共働きだった生活の中で、ゴールデンレトリバーを飼っていました。

クッキーという名前でした。

人が嫌いだった私は、毎日クッキーと一緒でした。

毎日、毎日、一緒にいました。泣いてる時は、黙って隣にいてくれて、頬を流れる涙をなめてくれました。

年月が経っていくと、私だけが成長し、変わって生きました。

クッキーはいつだって変わらず、私が帰ると尻尾を振って歓迎してくれました。

グレて家にもあまり帰らなくなった私は、クッキーにもあまり会わなくなりました。

大好きだったお散歩も、行かなくなりました。そうして、私が18の時にクッキーは死にました。

悲しくて、悲しくて、やりきれませんでした。

たくさんの思い出が蘇りました。「ごめんね、ごめんね」しか言葉に出ませんでした。

だって、大嫌いな親でもなく、一番そばにいてくれたのはクッキーだったからです。

それからというもの、犬が大好きな私は、また犬を飼いました。

そして、今は4匹のワンちゃんがいます。

わかった事があります。犬は、私のもとに入れて幸せです。
選んでここに来てくれました。

勘違いしていた時期の私がいます。可愛いお洋服をたくさん買ってあげて、ドッグカフェに行ったり、ドッグランに行ったり

でも、わんちゃんは飼い主さんのそばにいれるだけで幸せなんですね。

4匹も飼っていると、毎日学ぶことがあります。

そう感じていると、日々、やっぱりこの子たちが喜ぶ事をやってあげたいなあと思います。

天国にいるワンちゃん。

悲しむ飼い主さんを見て、喜んでいると思いますか?

きっと、同じように悲しんでいるはずですよ。

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